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串カツ田中『働き方改革』~短時間正社員~

寒い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。本日は、多くの地域で積雪となり、通勤・通学が大変だったことと思います。

ところで昨今、労働環境についての話題を多くの場所で見聞する機会があると思いませんか。
きっと『働き方改革』というワードを聴いたことがある方もいるでしょう。今回、配信する記事はこのことにまつわるものです。

では、念のため『働き方改革』
の意義をおさらい。
首相は次のように説明しています。
働き方改革は、一億総活躍社会実現に向けた最大のチャレンジ。多様な働き方を可能とするとともに、中間層の厚みを増しつつ、格差の固定化を回避し、成長と分配の好循環を実現するため、働く人の立場・視点で取り組んでいきます
 
この言葉は、高齢社会である現況からみれば今後、労働者人口が減少するのは必至と考えられ、労働力不足が生じると思われること。この解消のために何をすべきか?という問に対する回答になります。
この言葉を紐解けば、以下の課題が挙げられます。

①労働生産性を向上させる事➡長時間労働の改善
②働き手を増加させる事➡労働力人口不足の解消
③出生率を向上させる事➡将来の労働人口に寄与

 

こうした国家的な取組みの流れを受けて、それぞれの会社が方策を講じる中、㈱串カツ田中でも、様々な取り組みに着手しています。

今回は上記のうち②に関わる、
『短時間正社員』という働き方をご紹介します。

これは第一義的には、仕事と育児の両立を支援、子育て層の方に労働市場に参画してもらいたい、多様な働き方の提案、非正規雇用と正規雇用の差別の是正・非正規雇用労働者の正社員化などキャリアアップ等を目的として存在しています。
 
実際にこの制度を利用している方にインタビューしてみました。



Q 入社されたのは、アルバイトとしてですか?

A そうです。最初は串カツ田中の店舗アルバイトとして働き始めました。主に接客を。まだ子どもが小さかったので子育をしつつ週末、子供を預けられる日などを考えあわせながら。だいたい1年2か月くらいですかね。

Q そこからどのような経緯で今のお仕事を?

A 下の子が小学校にあがったこともあって、日中の時間ができるので、もう少し長く働ける場所がないかな、と思って探していたんです。そうしたら、ちょうど当時のマネージャーO氏から言われたんです。「本部でアルバイトの仕事の募集が出てるよ」って。

Q すごいタイミングですね!

A そうなんですよ、ホントに。(笑)でも最初は自信がなかったので、断ったんです。接客が好きだから、店舗のほうがいいとも思いましたし。だけどO氏から言われたんです。「絶対に出来るよ。苦手な部分はサポートするから、安心して」って。結局その言葉に後押しされて、本部で働くことになりました。週に5日、1日5.6時間。そのくらいの時間であれば、帰ってご飯をつくったりも出来ますから。

Q 育児との両立は、働き世代の女性にとって大きなテーマですもんね。

A 本当にそうです。子育て世代の友人は、皆働くのを躊躇するんですよ。子供に負担がかかるんじゃないかって。子どもは誰が見るのかって。難しい問題ですよね。

Q この制度を利用しようと思ったきっかけは何かあったんですか。

A 1年5か月くらい本部で働いていましたが、ありがたいことに、だんだん当初より仕事を任せてもらうようになって、仕事量も増えてきたところだったんです。そのときにO氏から、「この制度を利用して働くのはどうか?」と勧められたんです。「今より更に意義のある仕事が出来るだろうし、その中で他部署の方とコミュニケーションが取れれば、より仕事を複眼的な視点から見られるようになるよ」って。

Q またO氏の助言ですね。そう言われて、どう思いました?

A 内心、ヤッター!!と思いました。ただ子供がどう思うかな、って。もともと下の子が中学生になるまでは、正社員として働くのは考えていなかったんです。だけどこの制度を利用すれば、働けるかも、と。何よりO氏の言うことが、凄く良く理解できて。だから子供に説明したんです。『少し長い時間働くようになるかもしれない。きっと今までより忙しくなって、帰りが遅くなると思う。そうしたら、我慢させてしまう面もあるかもしれない』って。

Q お子さんたちはなんて言ったんですか。

A 『わかった。ママ頑張ってね』、って。

Q それだけですか。(笑)

A そうなんですよ。子供たちもそれぞれやることがあるみたいで(笑)ご飯も炊いておいてくれたりしますし。テーブルにお箸を並べたり。洗濯物を取込んで、たたんでくれたり。そんな訳で週に5日、1日6~7時間働けることになりました。

Q お子さんも大人になっていますね。ところで自身のこれからの目標はありますか。

A そうですね…さっきの話じゃないですけど、子どもっていつかは大きくなるんです。なので子育てと共に、私自身も今より充実を感じられる仕事をしていきたいな、と思います。

Q 全くそのとおりだと思います。今後も皆様の働きやすい環境づくり、体制作りをつづけていきたいと思います。本日はお答えいただきありがとうございました。

A こちらこそ、ありがとうございました。
 

以上、『短時間正社員』の紹介でした。
弊社は、女性のキャリア育成と育児の両立、これによる出生率の向上等をはじめとし、様々な労働問題に向き合っていく所存です。興味を持たれた方は是非エントリーください。