~客数増、ファミリー層の増加~
串カツ田中禁煙化1カ月実施結果をお知らせいたします。
株式会社串カツ田中ホールディングス(本社:東京都品川区東五反田、代表取締役社長:貫 啓二、以下:串カツ田中)は、2018年6月1日(金)から串カツ田中のほぼ全店で全席禁煙化または一部フロア分煙化いたしました。実施して1カ月間の売上や客層の変化、新たな課題や考察、串カツ田中に寄せられたお客様の声をお知らせいたします。
串カツ田中禁煙化1カ月実施結果をお知らせいたします。
対象店舗:直営店86店舗(全席禁煙)
期間:2018年6月1日(金)~6月30日(土)
対比期間:前年同期
■対象期間中の外的要因や条件
・東京の今年6月の月間降水量は昨年6月に比べると多く、特に土日に限って見ると昨年よりも倍以上の降水量があった(気象庁過去の気象データより)。一年を通して、雨天時は客足は遠のきやすい。
・サッカーワールドカップ開催による客数の減少。
・6月1日(金)~6月14日(木)に感謝祭キャンペーン(串カツ全品108円(税込))、6月22日(金)~6月30日(土)に200店舗達成記念キャンペーン(ドリンク216円(税込))の実施。
■売上高の変化
客数前年同期比102.2%に伸びましたが、客単価が95.0%に落ち、売上高は97.1%となった(既存店の動向)。
19時と23時の時間帯の売上が20時、22時台に分散。ピーク時間が早まり、早い時間帯の売上高が増加する一方、深夜帯の売上高が減少した。
■客層の変化
↗増 加:
家族 +6%
一般男女グループ(~20代) +1%
女性・カップル +1%
↘減 少:
会社員・男性グループ △6%
一般男女グループ(30代~) △1%
■客単価の変化
既存店前年同期比95.0%。
要因としてはキャンペーンによる客単価の減少と、お子様をふくむ未成年のお客様の増加により客単価の減少(お通し代がないかつソフトドリンクの為)
■課題
店頭や路上喫煙、ポイ捨ての増加。それによる通行人の受動喫煙が起きたり、近隣施設や住民からのご意見をいただいている。清掃を強化したり、地域の皆さまや喫煙のお客様にも気持ちよく利用していただく施策を検討する。
■お客様からの声(抜粋)
■従業員アンケート(抜粋)
■考察
当初は、短期的には客数は減少する可能性がありますが、長期的には飲食店の禁煙化への理解が浸透し、客数が増加すると想定していました。
6月の結果をみると、天候の影響やサッカーワールドカップ開催による影響もありましたが、キャンペーンやメディア露出によって、短期的にも客数が増加したことは良い結果が出せたと考えています。
禁煙になったことを知らずにご来店され入店を辞められるお客様がいることから、まだまだ禁煙化に対する認知度は低いと考えています。変化の過渡期にあるため、禁煙化によって来店増加が見込める潜在層のターゲットも多く、これからの認知拡大で来客数はより増加していく可能性は大いにあります。禁煙化によるご新規の方にリピーターになっていただくための施策、減少した客層への施策、時間帯別の施策を強化し、全体的な客数増加により売上を伸ばしていきたいと考えています。串カツ田中の10年、20年後を見据えた「禁煙化」の取り組みは手ごたえを感じたと言えます。串カツ田中は串カツでより多くのお客様を笑顔にするべく、試行錯誤をしながら今後も前進していきます。
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【株式会社串カツ田中ホールディングスについて】
設立:2002年3月20日 資本金:3億円(2018年6月1日現在) 代表取締役社長:貫 啓二
本社:東京都品川区東五反田1-7-6 藤和東五反田ビル5階 事業内容:飲食店の経営、FC開発
URL:http://kushi-tanaka.co.jp/ グループ会社:株式会社串カツ田中
「串カツ田中」の単一ブランドで関東圏を中心に全国規模で飲食事業を展開。「串カツ田中の串カツで、一人でも多くの笑顔を生むことにより、社会貢献する。」が企業理念。全国1,000店体制を構築し、串カツ田中の串カツを日本を代表する食文化とすることを目標にしている。2008年に世田谷に1店舗目をオープン。外食アワード2013受賞。2016年東証マザーズ市場上場。2018年6月より国内全店規模で禁煙化実施。